昭和51年9月12日、台風17号の接近にともなう集中豪雨で、安八町大森の長良川右岸堤防道路が決壊した。

 濁流は、安八町と隣接する墨俣町全域を襲い、県内の被害総額は1044億円、人的被害は死者8人行方不明1人、家屋被害は安八町では半壊84戸、床上浸水1744戸、床下浸水366戸、墨俣町では床上浸水1190戸、床下浸水152戸、約15000人が被災した。